2015/01/29
栄養士がお勧めする花粉症の早期対策
多くの人が悩まされる花粉症。 特にスギとヒノキのシーズンは、大半の人が苦しめられています。 そんな辛い花粉症を少しでも軽くするためには、まだ症状が出る前から早期対策を取ることが大切だと言われています。 症状が出る前に注射を一本打っておく、症状が出る前から薬を飲み始めるなど、早期対策は症状軽減の要でもあります。 しかしこういった薬物療法は副作用が心配だったりしますよね。
そこで栄養士としてお勧めするのが、早期食事療法 です。
実は花粉症も食事の影響を強く受けているので、毎日の食生活を少し見直すだけで、つらい花粉症を安全に軽減することができてしまいます。 アレルギーは、アレルギーの原因となる物質が体内に入り込むことで引き起こされます。 逆に言えば少しでも体内の原因物質を減らすことができれば、おのずと症状も軽減できるというわけです。
そこで有効的なのが りんご です。
りんごにはペクチンという成分が豊富に含まれ、このペクチンは体内の有害物質を排出してくれる、いわゆるデトックス効果に長けています。 それにより、体内にある原因物質を効率的に排出してくれるというわけです。
次にお勧めするのは 黒にんにく です。 黒にんにくにはS-アリルシステインという成分が豊富に含まれ、NK細胞を活性化する効果があります。 NK細胞は体の中の悪い細胞をやっつけてくれる働きをする、いわゆる免疫力の指針でもある細胞です。 この細胞を活性化することで免疫力が上がり、アレルギーの過剰反応を軽減してくれると言われています。 ご紹介した食品は、いずれも薬のように即効性があるものではありません。 しかし毎日継続して少しずつでも食べ続けることで、花粉症に負けない強い体作りができていきます。 安全に花粉症を撃退するためにも、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
みさみさ
執筆を依頼する