2014/03/06
ワインをとことん楽しもう!この冬、合わせてみたい料理とワイン☆難しくないマリアージュ!
突然ですが、マリアージュってご存知ですか? マリアージュ(Mariage)とはフランス語で「結婚」のことで、 料理とワインの相性のことを美食の国フランスではそう呼びます。 「料理とワインを合わせることによってその料理もワインもより美味しくなる」、 そんな組み合わせのことです。
このコラムでは おうちで楽しむ料理とワインの組み合わせ を提案していこうと思います。
それは、ずばり!安上がりだからです。 新生銀行の調査ではサラリーマンの1回の飲み代が1人につき約3,500円弱(2013年)。 それだけの予算があれば、家飲みなら1人分の予算で2人が楽しむことも可能です。 飲み過ぎたなーと思ったら、そのまますぐ寝ることができるのもメリットのひとつですね。 さて、前置きはそのくらいにして本題に入りましょう。 冬の料理といえば、鍋。 寒い季節に体から温まる鍋は、野菜や肉、魚介などさまざまな食材を食べることができ、 何より材料を切るだけで食べる時に調理すればよく、さらに料理に不慣れな人でもほぼ失敗することはない、 という素晴らしい料理です。その中でおすすめの鍋とワインの組み合わせをご紹介したいと思います。
日本人の大好きな鍋「すきやき」。 家庭におけるプチ贅沢なごちそうの代名詞です。 「ピノ・ノワール」はフランスのブルゴーニュ地方で作られる、 1本100万円もするワインとして有名なロマネ・コンティなど偉大なワインを生み出す黒ぶどう品種です。
そのぶどうから作られるワインは、 豊かな香りと酸味、赤系ベリーの果実味が特長の辛口赤ワイン で、
渋いのが苦手な方にも飲みやすいのが特長です。
牛肉の脂、ごぼうやしいたけの香り、割り下の旨味 とよく合います。
家で飲むなら、1,500円くらいの価格で充分美味しいワインが手に入ります。 ショッピングモールで「ブルゴーニュ・ルージュ」で検索してみてください。
お隣韓国の国民食「キムチチゲ」もすっかり日本の食卓に定着しましたね。 キムチと豚肉、豆腐、にんにく、にらなど、寒い冬に体の芯から温まり、元気のでそうな食材ばかりです。 スープにはコチュジャンを使うので、唐辛子の風味に負けないワインといえば、フランス・アルザス地方の「ゲヴュルツ・トラミネール」。
ゲヴュルツ・トラミネールは ライチを代表する南国のフルーツの強い香り が特長の辛口白ワインです。
一方で、スパイシーな香りも持ち合わせているので、 キムチや唐辛子、エスニック料理 などとの相性が非常によいです。 フランスのものは2,000円くらいしますが、自転車のラベルで知られているチリのコノスルというブランドのものは 1,000円ちょっとで大手スーパーでも購入することもできます。 料理とワインのマリアージュ、ぜひ体験してみてください。 きっと幸せな体験ができることでしょう。Bon Appetit!
にらや
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