2015/10/24
今話題のエクオールとは?
近年、女性ホルモンとよく似た働きをするとして注目されているのが、大豆に含まれる大豆イソフラボンです。 しかし、最近の研究で、大豆を食べて、高い効果が得られるタイプの人とそうでない人がいることがわかってきました。
大豆イソフラボンは消化過程の中で、腸内細菌により「エクオール」という成分に変換されます。
この「エクオール」こそが、女性ホルモンと似た働き(エストロゲン様作用)をしてくれるのです。 そして、体内でイソフラボンの効果をより得られる人というのは、
大豆イソフラボンをエクオールに変えてくれる腸内細菌が活発に動いているのです。
大豆に含まれるイソフラボンが、おなかの中で腸内細菌と出会ってエクオールになります。 「エクオール」を作る腸内細菌は、すべての人の腸内にいるとは限りません。 そのため“エクオールを作れる人“と“作れない人“が存在し、日本人の2人に1人はエクオールを作ることができません。 つまり、これまで大豆イソフラボンが身体に良いと信じて食していても、 イソフラボンの恩恵を十分得られていない方もいるという事なのです。 エクオールやイソフラボンは速やかに尿から排出されるため、簡単な尿検査でチェックができます。 尿を採取して郵送するだけで検査が行える郵送検診キット“ソイチェック”が販売されています。 送付してから約10日ほどで結果が届きますので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか? お問合せ先:ヘルスケアシステムズオンラインショップ 1. エストロゲンによく似たはたらきをする ◇更年期症状・障害をやわらげる。 ◇メタボリックシンドロームの予防 ◇加齢によるシワやたるみの改善
2. からだの酸化を防ぐ
◇シミの改善、美白
3. エストロゲンのはたらきを抑える
◇乳がんの抑制
4. 男性ホルモンのアンドロゲンのはたらきをおさえる
◇前立腺がんなど男性の病気予防 ◇脱毛改善効果 もし、検診キットでエクオールが産生できていないとわかったら、まずは腸内環境を整えることを心がけます。
出典: http://cfile25.uf.tistory.com/image/111E30254B6AE4D703E30F
納豆や糠漬けなどの発酵食品、ネギ、ゴボウ、バナナなどのオリゴ糖、食物繊維などを多く摂取して 腸内環境を整えたり、和食中心の食生活に改善してみましょう。 最近ではエクオール含有食品が発売されていますので、食してみるのもひとつの選択肢です。 また、エクオールを作れる方でも、大豆イソフラボンが体内にとどまるのは1日なので、 毎日適量ずつ大豆製品を取る必要があります。 豆腐ならら2/3丁(200g)、納豆1パック(50g)、豆乳200gが1日の目安量になります。 毎日食事で摂れない方も、エクオール含有食品などの栄養補助食品で体調を整えてみてはいかがでしょうか。 【参考サイト】
http://www.meno-sg.net/equol/
http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/006178/
mana
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