2014/12/15
チョコレートの知られざるパワー
肌寒い季節になると、なぜか恋しくなるのがチョコレート。 まったり甘い口当たりは、寒い季節によく合います。 ところで、チョコレートには隠れたパワーがあるのをご存知でしょうか。 少し前にカカオポリフェノールが健康や美肌に効果があると注目されましたが、 チョコレートがすごいのはそれだけではないんです。 実はチョコレートには、胃がんや胃潰瘍の原因といわれるピロリ菌を撃退する効果があるんです。 チョコレートには遊離脂肪酸が含まれていて、この成分がピロリ菌を攻撃し、撃退してくれます。 殺菌効果の高い緑茶や紅茶でも撃退できないとされてきたピロリ菌を、チョコレートが撃退してくれるというわけなんですね。 最近、多くの専門家の間で議論されているのが、チョコレートが花粉症に効果的という説です。 花粉症とはアレルギーの一種ですが、アレルギーは活性酸素が関係していると考えられており、抗酸化作用が非常に高いチョコレートが注目されているんですね。 チョコレートを食べすぎると虫歯になるなんて話はもう古いようで、実はカカオポリフェノールは虫歯予防に効果がある事がわかっています。 最近では、キャンディやグミに緑茶ポリフェノールを入れて虫歯を防ぐという商品が多数販売されていますが、緑茶ポリフェノールよりもはるかに効果の高いカカオポリフェノールは、さらに虫歯予防に優れているとされているようです。
さて、チョコレートの色々なパワーを紹介してきましたが、だからといって食べすぎは禁物です。 一般的に販売されているチョコレートは、砂糖はもちろんのことミルクやバターなどの材料を大量に混ぜ合わせ、食べやすい味に加工されています。 ですから食べ過ぎると高カロリーですし、逆に健康を害してしまう恐れもあります。
健康を考えてチョコレート食べるのならカカオ成分70%以上のものを、おいしくチョコレートを食べたいのなら効果を期待せずに適量楽しむのがお勧めの食べ方です。
みさみさ
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