生理不順や、生理痛がひどい、生理前になるとイライラするなどの女性特有の悩み。 その原因は、ストレスや生活習慣など色々ありますが、からだが冷えていることも大きな原因の1つとなっています。 旬の食材や発酵食品は体温を上げるはたらきがありますし、 上手に調理すれば低カロリーでおいしく食べられるものばかりです。 3食の食事に旬の食材をたっぷり食べて体温を上げながら、女性ホルモンをアップさせましょう。 女性には、1ヶ月の中に、体調や気分の異なる時期が、細かくわけると4パターンあります。
生理から生理終了までを”月経期”、生理終了から排卵までを”卵胞期”、
排卵日前後を”排卵期”、排卵後から生理までを”黄体期”といいます。 それぞれの時期によって、摂るべき食材や栄養素が違います。 各時期の不調を和らげてくれる食材は、ぜひ積極的に摂りましょう。
●月経期⇒青魚、温め食材
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血行不良による冷えや、生理痛が起こりやすいこの時期は、 子宮の収縮が起こることで起こる痛みを和らげる脂肪酸エイコサペンタエン酸(EPA)が含まれる青魚がおすすめ。 青魚には鉄分も含まれています。 さらに、体温め食材であるショウガや、血液サラサラ効果のあるタマネギなどで血行不良を解消!
●卵胞期⇒亜鉛を含むナッツ類、貝類、スパイス類
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この時期は、大切な子宮内膜が作られる時期。 粘膜のもとになる亜鉛を含むカシューナッツや牡蠣(かき)などの貝類を摂りましょう。 ダイエットに最適な時期なので、代謝を上げるスパイス類をとると、ダイエット効果が高まります。
●黄体期⇒バナナ、ヨーグルト、納豆、ドライフルーツなどの食物繊維類
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便秘、むくみ、イライラが起こりやすいこの時期は、デトックスを意識した食材を食べましょう。 便通をスムーズにする繊維質と、腸内環境を良くする発酵食品を積極的に摂って、便秘を予防し できるだけ溜めない努力をしましょう。 さらに、ストレスを和らげるビタミンB6が含まれるバナナなどを食べて、イライラを予防しましょう。
【参考サイト】http://konenki-iyashi.com/category18/entry177.html