辺り一面緑の広大な牧草地に点々と転がるロール、ゆっくり草を食む牛の群れ、広がる青い空。北海道の典型的なイメージは、そのまま十勝平野の風景に重なるのではないでしょうか。 また、帯広を中心とした十勝地方では、牛肉だけでなく豚肉もおいしいと評判。特に豚丼は人気沸騰中です。
肉以外でも、広い農地で作られるジャガイモやトウモロコシといった野菜、新鮮な牛乳からつくられた乳製品など、十勝は美味しいものの宝庫です。
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「愛の国から幸福へ」—あああれね、と思った方、年齢がバレてしまいますね。
現在廃線となっている旧国鉄・広尾線の「愛国-幸福」間切符が大流行したのは、1970年代のこと。使われなくなった駅舎が公園として整備された現在も、両駅には観光客がひっきりなしに訪れ、幸福行きの切符を購入していきます。昔も今も変わらず、幸福を求める人は多いのです。
30年近く無休で営業しているお向かいのお土産屋さん“幸福駅民芸センター”の“幸福おじさん”も有名です。数年越しのリピーターの方が、変わらず出迎えてくれるおじさんの笑顔に会えてホッとする。その瞬間もまた、小さな「幸福」ですよね。
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採れたての食材の美味しさって、格別ですよね!
産地の近くに住んでいれば、新鮮で質の高い食材が入手しやすくなるもの。良質な小麦粉、卵、バター、小豆、等々。帯広が“お菓子王国”と呼ばれ、スイーツ店のレベルが揃って高いのも、当然といえます。帯広には有名菓子店の本店も多くあります。
六花亭は、創業80年以上の老舗。マルセイバターサンドが有名ですが、丸ごと一粒のイチゴをフリーズドライしてチョコレートで包んだストロベリーチョコもオススメ。季節商品などもユニークで可愛らしいものが多く、お好みでよりどりみどりです!
http://www.rokkatei.co.jp/
チョコレートでコーティングしたバームクーヘン「三方六」といえば、柳月。薪の形を模した外観は開拓時代に由来していて、扇形の切り口部分が三方とも6寸(約18cm)という薪の基本寸法からその名が付けられたそう。確かに、木の幹を思わせる表面のマーブル模様がきれいです。
http://www.ryugetsu.co.jp/
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本物のさつまいもの皮を使った甘さ控えめのこだわりのスイートポテトがイチ押し。「クランベリー」という店名のイメージそのままの素朴で優しい洋菓子揃いで、お菓子王国・帯広でも人気急上昇中の注目店です。
http://www.cranberry.jp/