2015/06/29
思い込みを捨てよう!子育てを楽しもう!~Vol.2 親と子ども、どちらが上か?
子どもと接するとき、つい陥りがちな思考があります。
「親が子どもをしつけなければ」 「親は子どもより立場が上だ」
「親には子どものさまざまな選択を決める権利がある」
この考え方をしているとどうしても、子育てでイライラしてしまいます。 だってそうですよね。
自分のほうが立場が上なのに、自分のほうが偉いのに、自分の選択に従うべきなのに…
子どもは思うように動かないわけですから。 筆者の息子は6歳です。 まだまだ幼いですが、しっかりとお話ができるようになった最近、急に語りだしたことがあります。 それは、自分がどうやってこの世に産まれてきたか、産まれる前はどこにいたか、どのようにして母親を選んだか。 そして、今私たちをそれぞれ守ってくれている守護霊やガイドさんが彼には見えるらしく、
いわゆる『この世の法則』のようなことも教えてくれました。
とても驚きました。 自分は親で、子どもよりもたくさんのことを知っているはずでした。 子育ては「何も分からない子に、この世のことを教えてあげる」つもりでいました。 でも違ったんです。 「お母さん、何にも分かってないよね」と息子は言いました。 「説明しても分からないならもういいよ」と呆れられました(笑) 元々、筆者は子育てにイライラすることが少なく、子どもとうまくやれていると思っていました。 それでも、この日は衝撃でした。 もうこれから先、自分の判断だけで叱りつけることはできない、と思いました。
親と子どもは、「どちらかが上」ではないのですね。
確かに、年齢も上だし、目に見える世界の常識で考えれば、親が上に決まっています! でも、本当は、そうではない別の見方がある・・・ 別の見方では、親も子も、共に地球を旅する仲間。 お互いを尊重しあって共に生きていくためのグループなのですね。 輪廻転生の考え方で言うと、魂の成熟度(生まれ変わった回数)は子どもの方が上だという説もありますよ。
「子どもは私たち親にとっての先生である」と言う人がいます。
私たち親は、彼らより体がちょっと大きいだけなのかもしれません。 子どもの困った行動を目にしたとき…
『先生』は私たちに何を伝えようとしてくれているのでしょうか。
一呼吸おいて考えてみてくださいね。
智-tomo
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