2013/06/01
体が硬くてもできる基本のヨガポーズ
ヨガというと「体がやわらかくないとできない」と思っていませんか? よく見かけるヨガの写真が、難しそうなポーズが多いせいかもしれないなぁと思います。 確かに、そういうポーズの方がキレイに見えるからポスターなどに使われることが多いのでしょう。 ヨガの目的はポーズを決めることではありません。 体と対話しながら、その時「気持ちいい」と感じることに意味があるのです。 たとえば、立って前屈して床に手がつかなくても 「腰や脇、脚の裏が伸びて気持ちいいな」と思えれば、それでOK! 人と比較するのではなくて、自分自身を見つめるのがヨガです。 今回は、ヨガ初心者でも体が硬くても、気軽にできるポーズを3つご紹介します。 〈朝起きたとき〉と〈夜寝る前〉1日2回を目標に続けてみてください。 ポーズの順番は自分の好みで変えてもOKですよ!
*POINT*
・どのポーズも腹式呼吸で、鼻から息を吸って、鼻(または口)から吐きます。 ・静止している時は、自然呼吸で鼻から吸って、鼻(または口)から吐きます。 ・正座するときは、足の親指を重ねないで、左右の親指が軽くふれるくらいに。 1.正座から手を膝の前につき、息を吐きながら、そのままゆっくりと伸ばしていきます。 2.伸びきったら、そのまま写真のように5秒ほど静止します。 3.息を吸いながら、またゆっくりと正座に戻ります。 1.四つんばいになります。 2.手は肩の真下に、脚は揃えて、体と脚の角度が90度になるようにします。 3.ゆっくりと息を吐きながらお腹をへこませて、写真のように背中を丸め5秒静止します。 4.息を吸って、ゆっくり息を吐きながら、今度はゆっくりと背中を反らせて、アゴを突き出し、5秒静止します。 5.ゆっくり息を吸いながら、元の姿勢に戻ります。 1.仰向けに寝て、膝を立て腰幅に開きます。手のひらは下にして体の横に置きます。 2.肛門を引き締めて、お腹に力を入れて、ゆっくりと息を吐きながら、ヒップを持ち上げます。 3.背骨の1つ1つを順番に持ち上げるイメージで、ゆっくりと腰を床から離します。 4.写真のような体勢になったら、5秒ほど静止します。(写真は手がグーになっていますが、 手のひらを下にしたまま、体の横においたほうがラクです) 5.この時、足の親指に力を入れて、体を支えます。 6.息を吸って、ゆっくり吐きながら、背骨の1つ1つを床に置いていくイメージで体を元に戻していきます。 7.足を伸ばして、ひと呼吸つきます。 いかがですか? 回数はそれぞれ2回くらいを目安に、慣れてきたら増やしていきましょう。
emyu
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