2013/05/10
お悩み別ヘアケア・頭皮ケアのための「キャリアオイル」の選び方
美しい髪をつくるためのコツは、昔ながらの椿油を筆頭としたキャリアオイルです。キャリアオイルは髪だけでなく、頭皮のケアもできる天然のオイル。 日本人の黒髪には椿油といいますが、キャリアオイルにはもっとたくさんヘアケアに適したオイルがあります。 キャリアオイルは植物から抽出した100%天然のオイル。それぞれ特徴や効能があり用途に合わせて選びましょう!! キャリアオイルには美容に有効なオレイン酸などの必須脂肪酸やビタミン・ミネラルなどが含まれています。色・性質・浸透性がさまざまなので目的に合わせて使いわけましょう。 「ふけ防止、毛髪成長促進のヘアケア」 砂漠の常緑植物ホホバの種子のオイル。 肌の皮脂に似た成分で香りはなくサラッとした軽いオイルです。低温だと固まるワックスタイプで酸化しにくく持ちがいいのが特徴です。 「ヘアケア全般」 アルガンの木の実から搾られる植物オイルです。モロッコの南西部にだけに生育しています。 砂漠の過酷な環境からできるアルガンオイルは、オリーブオイルの2~3倍ともいわれる豊富なビタミンEなどの豊富な成分があります。そのためモロッコの女性たちは自然への敬意を込めてマジックオイル「魔法のオイル」と呼んでいるそうです。 「ヘッドマッサージ」 麻の実から採れるオイルで必須脂肪酸が80%も含まれています。血行を促進し、新陳代謝を活発にします。 「頭皮のかゆみや日焼け後のヘアケア」 オリーブの実のオイルでオリーブ独特の香りがあります。オレイン酸(約76%)ビタミンAやEが豊富。 「ヘッドマッサージ」 南米に自生するバラの種子のオイルで淡黄色から濃いオレンジまで色はさまざま。細胞の成長を促進するリノール酸が豊富。 ローズヒップオイル2割にホホバオイル8割のブレンドでヘッドマッサージしましょう。 「髪の日焼け止め」 意外と知られていないのが椿オイルは、紫外線防止効果があるので髪や肌を日焼けから守ることができること!! 「傷んだドライヘアの補修」 カスターと言う植物の種子を丸ごと搾った植物油です。リシノール酸を含んでいてはちみつ状の濃厚なオイルです。 「髪の発育促進」 オーストラリアに生息するエミューというダチョウに似た大きな鳥から採れるオイル。 エミューは、ワシントン条約の絶滅のおそれのある野生動物ですが、オーストラリア原住民(アボリニー)の養殖組合が飼育した、エミューから作られたオイルが販売されています。 高価なキャリアオイルは、ホホバオイルなどのベースとなるオイルを決めて8:2の割合でブレンドしましょう。 シャンプー前のヘッドマッサージやタオルドライ後、ドライヤー前の髪に数滴なじませる洗い流さないトリートメントとして等、たくさんの量を使いすぎなければ、べとつきません。
キャリアオイルで地肌も髪も健康的にきれいになりましょう。
ボンヌ
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