2015/10/05
番外・アレンジ編 ~黒米甘酒、玄米甘酒にも挑戦~
前回は、ヨーグルトメーカーで甘酒の作り方をご紹介しました。 お試しいただけましたか? 今回は、番外編・アレンジ編で、白米のご飯以外で作る甘酒をご紹介します。 「黒米」をご存知ですか。 最近は雑穀ブームで、飲食店でも「十三穀米」など、雑穀を使ったご飯を出しているお店も多いですよね。 「黒米」は、古代米の一種で、その名前の通り、見た目が「黒いお米」です。 黒い部分には、ポリフェノールの一種アントシアニンが含まれています。 白米と一緒に混ぜて炊くことで、ご飯全体が淡い紫色になって、とても色鮮やかなのです。
<作り方>
①黒米入りご飯を炊きます。白米を研いだ後、白米1合に対して黒米大さじ1杯を入れて通常通りに炊飯します。 ※黒米の黒い部分、アントシアニンは水溶性なので水に溶け出します。 米を研ぐ前に入れてしまうと、せっかくの栄養分が流れ出てしまいます。研いだ後に加えましょう。 ②あとは、通常のご飯を使った甘酒の作り方と同じです。
◆材料
炊いたご飯…お茶碗1杯(150g) 米麹…100g 水…200cc ③広めのボウルに、ご飯と水を入れて混ぜます。水の量はご飯がひたひたに浸かる程度です。 ④③に米麹を入れてよく混ぜます。ひたひたになるように、さらに水を足します。 ⑤容器に入れて、ヨーグルトメーカーにセットします。55~60℃で6~8時間保温します。 ⑥どろっとしていて、味見をして甘味が出ていれば完成です。 玄米は栄養豊富で、美容にもダイエットにも健康にもいいのは有名ですね。 でも、白米と比べると、どうしてもボソボソ、パサパサしておいしくない…。 そこで、おすすめしたいのが「玄米甘酒」です。 玄米の栄養はそのままで、麹菌の発酵パワーでさらに栄養プラス、甘くて飲みやすいですよ。
<作り方>
①玄米ご飯を炊きます。 炊飯器の「玄米モード」で炊いてもいいし、水を増やしてお粥にして食べるのもいいですね。 ②あとは、通常のご飯を使った甘酒の作り方と同じです。 上にご紹介した、「黒米甘酒」の◆材料と作り方は同じです。 いかがでしたか。 白米の甘酒とは、見た目や味わいもちょっと違いますよね。
『毎日続けていると、飽きてしまいそう』と思う方は、玄米や黒米入りのご飯で甘酒作りにチャレンジしてみませんか。
ドル子
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