2015/09/22
都会に住む共働き夫婦が初めて犬を飼うときに読んでほしい12のこと(5)
子犬が来た当初、病気でもないのにフードを食べなくて悩む飼い主は意外と多いようです。 すでに犬を飼っている人に相談すると「精神的なものだから、大丈夫だよ」と言われますが、 初めて犬を飼うと心配で仕方ありません。 今回は、子犬が来て1週間以内、前日まで食欲旺盛だった子犬が 急にフードを食べなくなったときの対応例を紹介します。 便や体調を見ながら、フードを食べない理由を探ってみましょう。
1.心配なら相談すること 病気や先天的な原因ではない場合、精神的なものなので新しい家に慣れれば食べます。 しかし、いつ慣れるのか、いつ食べ始めるのかわかりません。 子犬の場合、フードを食べないと体力が維持できないので、あまり悠長に構えていられません。 そのため、半日、水は飲んでもまったく食べないのなら、購入元や病院に相談すると フードの与え方を変えるのか、点滴を受けるのかなど適切な助言をもらえます。
2.食べない時の工夫
もし、フードを食べなくても水を飲んでいれば、脱水症状は防げるので、水だけでも飲ませるようにしましょう。 自発的に水を飲まない場合、指に水をつけて犬の口もとに持っていって口に含ませるか 哺乳瓶のようなものを使って飲ませます。 フードも指で少しづつ口に運ぶことで、食べることがあります。 最初は大変かもしれませんが、一粒でも多く食べさせましょう。 子犬の時は、ドライフードをふやかして食べさせますが、成犬でもドライフードにお湯をかけることで においを強くし、食欲を掻き立てることができます。 ドライフードをそのまま食べさせるのではなく、お湯をかけてフードを少しつぶして、おいしさを演出しましょう。 生まれた時から同じフードを食べているのに、新しい家では食べないこともあります。 その時には、ドライフードに缶詰に入ったウエットフードを混ぜてみましょう。 ウエットフードは歯触りがよかったり、においがあるので、食欲がわくようです。 この時の缶詰は、子犬が食べても良いものを購入します。 わからない場合、ブリーダーやペットショップで聞くと教えてもらえます。
3.どのくらい食べればOKか?
食べないといっても様々なパターンがあります。 「まったく食べない」「半分食べる」「食べる時と食べない時がある」など、 同じ「食べない」でも犬によって違います。 フードの量は、成犬時の体重予測をもとにフードの袋に書かれた目安量を与えますが、 ブリーダーやペットショップで同じ量を与えていたかどうかはわかりません。 もしかしたら、購入元より量が多くて、驚いて残しているのかもしれません。 フードの適正量は、犬によって違います。 食べた分量を記録して少しずつ増やしていくとそのうち、適正量が分かります。
余談:
筆者の犬は、適正量のフードを1週間食べませんでした。 そのうち2日間は10gしか食べませんでした。ドライフードだけでは食べなかったので、 ウエットフードを混ぜましたが、2回目には食べず、缶詰も2種類試しましたがどちらも食べてくれません。 最終的に別銘柄のドライフードを混ぜたら食べ始めました。 フードの切り替えは、下痢の原因の一つなので、慎重に行うべきなので、
誰にでも勧められる手ではありませんが、改善策の一つです。
ほたる
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