オーガニックって何? それは自然と人間が上手に共存していくための方法|fumu2[フムフム]

2015/09/18

オーガニックって何? それは自然と人間が上手に共存していくための方法

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最近、耳にすることが多くなったものの一つに「オーガニック」がありますね。 オーガニックな食材、オーガニックなコスメ、オーガニックな衣類など、例を挙げればきりがないほどです。 ですが、本当のところは「オーガニックって何?」という人も少なくありません。 今回は、オーガニックってそもそも何?という疑問にお答えします。

出典: http://www.photo-ac.com/main/detail/78629?title=%E6%96%B0%E8%8A%BD12

「オーガニック=有機」というのは、化学肥料や農薬を使わず、本来持つ生き物の力をゆがめることなく、 太陽の光や水、土など自然の力を最大限活用して行う農林水産業や加工方法を指します。 農薬を使えば虫や病気を防げますが、生態系を壊して環境を悪化させるおそれが、 化学肥料を使えば生物の成長は早まりますが、人間を含めた生物の正常な状態を損なうおそれがあります。 そんなリスクを一切減らし、効率の良さだけを求めるのではなく、 生物本来の状態と自然な食物連鎖を求める思想が「オーガニック」といえるでしょう。 ちなみに、国際的な規模で有機農業推進活動を行っているIFOAM( 国際有機農業運動連盟) は、

オーガニックの原則として「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4項目を掲げています。

オーガニックという概念がまだ定着していなかった頃、オーガニックではないものも オーガニックと表示する悪質な業者の登場で、日本でも様々な混乱やトラブルが起こりました。 そのため2000年6月に改正JAS法が施行、厳しい品質基準をもつ有機食品の検査・認証制度が確立し、 現在ではオーガニックの表示があるものを安心して利用することができるようになっています。

オーガニックの商品を利用したい場合は、「有機JASマーク」をチェックすると良いでしょう。

出典: http://www.photo-ac.com/main/detail/140509?title=%E8%BE%B2%E5%9C%B0

農薬や化学肥料を使わないことで、自分で害虫や病気から身を守る必要性が高くなった野菜は 自分自身で抗酸化物質を作り出すようになります。 この抗酸化物質は、人間にとっても老化防止に役立つ成分。 つまりオーガニックの野菜は、農薬や化学肥料をたっぷり与えられた野菜よりも体に良いのです。 また、農薬や化学肥料を使わないことで、 土壌では、微生物やみみずなどの生き物が活発に活動することができます。 すると土壌も自然と豊かになり、栄養豊かな野菜が育ちます。 またよく耳にするオーガニックコスメの場合も、自然本来が持つ力を取り入れることができる上に、 人工的な成分が含まれていないため、肌への負担が少なく、肌トラブルを起こしにくいなどのメリットがあります。
これまでオーガニックは「なんだか体に良さそう」という程度の認識を持っていた方も多いでしょうが、 このように、自然と人間が上手に共存していくためには非常に有効であることがわかっていただけたでしょうか。 今一度、オーガニックの良さや必要性を再認識し、毎日の生活に上手にオーガニックを取り入れるようにしましょう。

参考サイト JONA | 日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会

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