2015/08/30
猫と暮らす 〜中級編〜
最初のうちはご飯だトイレだとうるさいくらい気にしがちですが、それも次第に慣れ、 新しい悩みが出てくることと思います。
今回は、お客様期間も終わり「家族」になった猫との日常の付き合い方についてです。
猫はとってもマイペース。しつこく追いかけ回すと嫌われてしまうかも。 かまってもらえなくても、そっと見守る程度にしましょう。 事前に色々なおもちゃを与えてみてテッパンの一品をリサーチしておくと、 いざという時、それさえ出せば食いついてきます。 こちらが忙しいときに限って甘えてくるのは、嬉しい悩みです。 市販のエサの改良により、猫の寿命は延びています。 人間の食べ物ではなく、猫の健康に配慮した専用のエサを与えた方がよいでしょう。
猫を飼うと「タコ・イカはダメ」など与えてはいけない食材情報が自然と集まってきて、
そんな情報交換も楽しいものです。ダメなものは、普段から猫が口にしないように注意しましょう。 1度食事のレベルを上げてしまうとそれ以下のものは食べなくなり、飼い主さんのフトコロにも、 食べられるものが限定される猫にも不幸です。ごちそうをあげるのは特別な日だけにしましょう。
時には猫のイタズラに怒りを覚えることもあるでしょう。 でも、時間が経ち過ぎているなら、しかるのは諦めましょう。 猫はイタズラしたことを忘れているので、なぜ相手が怒っているのか理解できません。 イヤな思いだけが残り、ますます暴れることも。 また、思わず猫に手をあげてしまうと飼い主も気分が悪いものです。良いしつけ方法はないでしょうか? 筆者は、「噛み付く」案を採用しています。 例えば「猫が、自分が今まさに履いているジーンズに爪を立ててよじ上り出した」とき…これは、 怒らないといけません! 爪が刺さり、痛いです。 まず、猫を引きはがして顔をこちらに向け、「コラ!」と口頭で怒ります。 猫の目の前で口を大きく開けて見せ、軽く歯が当たる程度に(力を入れず)おでこを噛み、2秒キープして放します。 痛くないはずですが、怒られていることを察知して「ごめんなさい」の顔になります。
猫は、私たちを困らせたくてイタズラするのではありません。
つい夢中になってやってしまうのです。ダメなことはダメと根気よく教えていきましょう。
「ごめんなさい」の顔もまた、カワイイものです。 家族だからこそ、一緒に暮らしていく上でルールは必要です。 やってはいけないことは根気よく教え、こちらも相手が嫌がることはしないようにしましょう。 信頼関係ができてくれば、面倒くさそうな顔のまま触り放題にさせておいてくれたりして、
また新しい一面を見せてくれます。
seino!
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