2015/08/14
何でも作ろう♪⑨<子ども服を作る前の悩みに〜3〜名称いろいろ>
子ども服の本を開き、最初に途方に暮れるのが『言葉』ではないでしょうか。 パターン(型紙)の部位、服の部位の名前、縫い方の用語…。 そんな悩みの解決へ、すべては網羅できませんが、このコラムで扱う言葉くらいは説明したいと思います。
- 前身頃(まえみごろ)、前身(まえみ)
- 後ろ身頃(うしろみごろ)、後ろ身(うしろみ)
- 脇(わき)
- 前中心(まえちゅうしん)
- 後ろ中心(うしろちゅうしん)
- わ
- 縫い代(ぬいしろ)
- 襟ぐり(えりぐり)
- 袖ぐり(そでぐり)
- 見返し(みかえし)
- バイアステープ
- 布目(ぬのめ)、地の目(じのめ)
- 持ち出し
服を着て前にくる部位のこと。右身と左身に分かれることも。
服を着て背中側にくる部位のこと。右身と左身に分かれることも。
体の両脇にくるライン。脇下から裾まで。ボトムなら、ウエストから裾まで。
服を着て体の前の中心の縦ライン。前身頃の中心線。
背中側、背筋の上にくるライン。後ろ身頃の中心線。
布を織った折山に前後中心を合わせて、左右対称に裁断するやり方。
縫い目の外にはみ出させる部分。工作での「のりしろ」のような部分。
首周りのラインのこと。
腕の付け根のぐるりの部分。
主に襟周りの裏側につく布。着やすさと補強。
布目を斜めに取って伸縮性を出したテープ。
布の織りの方向のこと。布端の「みみ」に平行。
ボタンなどをつき合わせるために、飛び出させた部分。
- 裾上げ(すそあげ)
- かがり、かがる、かがり縫い
- ロック、ロックミシン
- ジグザグミシン、ジグザグ縫い
- カンヌキ
- 返し縫い
- 縫い代を割る
- 片返し
裾の布端が見えないように縫い上げること。
布端をくるみ込むように縫う縫い方のこと。
布端がほつれないようにかがるミシン、縫い方。ジグザグミシンで代用することが多い。
家庭用ミシンに多く付いている、ジグザグの縫い目。ロックの代わりやステッチに使う。
ポケット口、ファスナー口など、力のかかる部分に返し縫いを繰り返して補強すること。
縫い端からほつれないように、縫い終わりを5mmから1cmほど縫い戻ること。
縫い合わせた縫い代を開くこと。開いてアイロンをかけること。
縫い合わせた縫い代を、重ねたまま片側に倒すやり方。
- ラグランスリーブ
- 切り替え
- ステッチ
- ボタンホール
- スナップボタン
袖を身頃と斜めに、首から脇へ切り替えるデザイン。
身頃を切り分けて別布やステッチの効果を活かすこと。より立体的に仕上げる役目も。
縫い目が表に見えるように飾りを兼ねて縫うこと。
ボタンを通す穴のこと。特別なかがりが必要。
パチッ、カチッとはまる形のボタンのこと。パッチンボタン。
本を探す時は「はじめての」「わかりやすい」「レッスン」「基本、基礎」と言ったキーワードで探されると、 見つけやすいかと思います。 いろいろ開いて見て、好みにぴったりの本が見つかりますように…。
次回は、布の選び方のコツを書いてみます。
ふもふも
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