2015/07/31
何でも作ろう♪⑦<子ども服を作る前の悩みに〜1〜初めの初め>
お子さんの服を店に探しに行って、思うようなものが見つからなかった時、 思うままの服を自分で作ってあげられたらなあ…と思う方は多いでしょう。 小さい子には小さい子の愛らしさ、大きくなった子には大きくなった子の可愛らしさ、格好良さがあります。 我が子の成長の折々に、ぴったりの服を手作り出来たら素敵ですね。 ところが、です、 いざ作ってみよう!と行動を起こすと、疑問点がざくざくと出て来るのですね。 わからないことを解決しようと子ども服の本を見てみても、本に載る以前のこと、例えば、
- そもそもどんな本がわかりやすいの? お薦めの本は?
- デザインはどういう基準で決めれば良い? 初心者向けのデザインは?
- 本に載っている言葉の意味がわからない!
- 布の選び方にもコツはあるの?
- 慣れない人向けの色柄なんてないかな?
- サイズは着てみないとわからないのではない? どうやって決める?
- 初心者向けの服はデザインが単純で、格好悪い気がする…
そんな疑問に答えるコラムにしてみたいと考えています。
多くの本に載っている、「作り始める前に」に辿り着くことが目標のコラムです。
逆に言えば、作り方や縫い方は本にお任せしたいと思います。 初めの初め、疑問の山を越えるお手伝いが出来たら嬉しく思います。 本を見てもわからないことだらけ! でも、本を見ないとわからないことの方が多いのです。 「わからないことを掴むために本を見る」、そう思って探されてみてはいかがでしょう。 探し方は大きく、買うか(書店)、借りるか(図書館)の二つになるでしょうか。 お薦めの方法は、
「図書館で沢山借りて、沢山見てみて、これだけは手元に置きたい!と思うものだけ買う」です。
一冊の本に、気に入ったデザインが幾つも載っていることが少ないのです。 自治体図書館でも所蔵数が複数ある場合は、返却期限のデメリットもあまり感じないで済むことが多いかと思います。 基本のデザインが多い本から、応用的で既製品のようなデザインの多い本を、筆者の独断の順で挙げてみます。 いずれも実物大型紙付きです。
- 文化出版局 手づくりeverydayシリーズ
- ブティック社 作ってあげたい女の子の夏服
- 文化出版局 月居良子
- 日本ヴォーグ社 ポルカドロップス
- 日本ヴォーグ社 パターンレーベル片貝夕起
- 日本ヴォーグ社 荒木由紀
Kidsワンピース&ジャンパースカート、 男の子と女の子のパンツ、など。
ブティック社は、他にも作りやすい子ども服の本をたくさん出しています。
おんなのこのワードローブ、 おんなのこの服、てづくりの服、など。
かんたんすっきりおんなの子服おとこの子服、 シンプル&ちょこっとデザインおんなの子服おとこの子服、など。
まいにち着る女の子服、 いちばんよくわかるパターンレーベルの子供服ソーイングLESSON BOOK、など。
ほんのりsweet女の子の服、 きちんと可愛い女の子の服、など。
次回は、縫いやすいデザインを挙げてみたいと思います。
ふもふも
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