花と畑の話⑧<グリーンカーテンのメンテナンス>|fumu2[フムフム]

2015/08/01

花と畑の話⑧<グリーンカーテンのメンテナンス>

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夏真っ盛りですね。 刺すような日差しを遮ってくれるグリーンカーテンも、この暑さには少ししおれ気味、疲れ気味ではないでしょうか。 残りの夏をもうひと頑張りしてもらうために、グリーンカーテンのメンテナンスについて書いてみたいと思います。 夏野菜は、一日と言わず半日でも過ぎると大きく育ち過ぎてしまうような、生長の早さです。 キュウリを這わせていらっしゃる方が一番実感なさることかと思いますが、 少し早いかな?という時期に収穫するくらいが、夏野菜は美味しく食べられます。 そして、グリーンカーテンを夏の終わりまで利用するために、この、早めの収穫はとても効果的です。 花を咲かせることもさることながら、実を生らせることは、植物の最終目標ともいえる大切なことで、 そのためにこそ生長して来た植物たちです。 実ることで植物は力を使い果たすのです。 それなのに、ひとは次々と実って欲しいと望みます。 グリーンカーテンなら、さらに、葉を茂らせ花を咲かせ続けて欲しいとも願うのです。 花も野菜もたいへんですね…。 せめて、少しでも早い収穫で、野菜たちをいたわってやってください。 朝顔や風船かずらも、種が生り続けるとだんだんと元気がなくなります。 これは防ぎようがありませんので、そろそろ店じまいかな、と覚悟と感謝が必要です。 植えていらっしゃる野菜や花たちの葉は、元気ですか?

黄色く乾いたようになっていたり、白や黄色の粉を吹いたようにはなっていませんか?

乾いて黄色くなった葉は、枯れ始めのことが多いです。 水やりを出来なかった日がありませんでしたか? 他の家族に水やりを代わってもらったら、次の日は朝からしおれていた、と言う日はありませんでしたか? 慌ててたっぷりといつものやり方で水やりをしたら、もう一度しゃっきりしたので、 ホッと一息…という日はありませんでしたか? もう大丈夫、と見えても、野菜も花も疲れるのですね。 数日経つと葉の端から黄色くなって来ます。

朝顔などは、光化学スモッグなどにも反応して枯れるようで、世話だけが原因とも限りません。

そうなった葉は取ってしまうと良いです。 下から上まで、ちょっとたいへんですし、見栄えが悪くなるので思い切りが要りますが、 取り除いてやると新しい枝葉をのばしてくれます。 それまで、少しの間の辛抱です。

白や黄色の粉を吹いたようになるのは、病気です。

キュウリがよくかかる病気のように思います。 雨の後になったり、水やりが原因になることもありますので、防ぎようがないようです。 この場合も、出来る限り早く、葉を取り除いてやってください。 株に負担も掛かりますし、何より、周りの葉に感染して広がります。 思い切って取り除いてください。 花は可憐に、実は美味しく…。

残りの夏も乗り切ってくれるように、メンテナンスしてください。

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ふもふも

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