2015/09/16
牛乳を注ぐだけで本格カフェオレ? 自家製「カフェオレベース」の作り方!
私は自家焙煎コーヒー豆店を営んでいる者です。 最近、老舗の自家焙煎珈琲豆店などで販売されている、
「カフェオレベース」という商品をよく見かけます。
その名の通り、牛乳を注ぐだけでおいしい本格カフェオレが楽しめるというもの。 しかも、おしゃれなパッケージのビン等に入って売られているので、 夏場のギフトなどにも重宝されているようです。 さて、このカフェオレベース、中身は何かというと、 基本は、濃いめに出したコーヒーと砂糖のようです。 ですが、その配合や、アイスコーヒーには溶けにくいであろう、 砂糖を混ぜる方法に、少しコツがいりそうです。
そこで、この「カフェオレベース」を家庭で簡単に作る方法はないかと、
あれこれ考えてみましたので、ここで二つほどご紹介してみます。
氷の上にコーヒーを落とす、いわゆるアイスコーヒーの王道の淹れ方です。 重要なコツは砂糖を挽いた豆の上にのせ、 少し混ぜてからお湯を注ぐことです!(画像参照) スティックシュガーなどの砂糖は冷水ではとけにくいので、 抽出前に溶かすことのできる、の方法でやるのがコツです。
先述のとおり、カフェオレベースの中身はコーヒーと糖分です。 一番簡単なのはこの方法。 お好みの方法でおとしたアイスコーヒーに ガムシロップをたくさん入れておくのです。 ガムシロップを常備している方にはおすすめです。
(参考レシピ)
~カフェオレベースの抽出量 200mlの場合~ お好みの深煎り系コーヒー豆 30~50g 砂糖 20g ※黒糖がおすすめ(スティックシュガーやガムシロップでも可) 以上はあくまで目安の量です。特に、甘さなどはお好みで調節してくださいませ。 糖分が入るのでやや保存性もアップしますが、 くれぐれもお早目にお召し上がりください。
量を調整すれば、ミルクと合わせて「子ども用コーヒー牛乳」にもぴったりです。
冷蔵庫に常備してあると、重宝すること間違いなしでは、
と焙煎屋的には思うわけです。
donabecoffee
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