2015/10/29
猫日和⑧<子猫の一時預かり、世話編>
前回は、改めて目標の確認をしました。
必要なものは前々回⑥にご紹介したもので充分揃いました。 さあ、気持ちを新たに、具体的な世話について書いてみます。 母猫が連れ歩ける程に育っている子猫は、もうドライフード(カリカリ)を食べられることがほとんどです。
それでも、上手に食べられていない様子が見られたら、カリカリに水を足し、ふやかしてあげてみてください。 気温も上がってくると、水につけたカリカリは傷みやすいです。 小さめのお皿に少しずつ入れてやり、こまめに覗いて、 食べ具合(減り具合)とえさの状態を確認してください。 そんな面倒も1週間から2週間でしょうか。 子猫は本当にあっという間に大きくなるのです。 カリカリッ!とドライのままで食べてくれる日はすぐそこです。 子猫はおとな猫よりも、水を多く飲むように思います。 猫は体内水分量が、他の動物よりも格段に少ないと言います。 そのため、飲む量も少ないようですが、子猫はがぶがぶ飲むように思います。 動物病院で実際に教えてもらったことですが、 猫は(動物全般かもしれませんが)、食べられる量、飲める量を超えて 飲み食いしてしまうことはないそうです。 安心してたっぷりのえさと水を置いてやって欲しいと言われました。 ただ、食べ過ぎ、飲み過ぎの場合は、吐き戻して調整するとも言われました。 何とも迷惑な気分にはなりますが、そんな時は消化器を壊すよりは良いと割り切って後処理を頑張りましょう。 これは、一緒に暮らす自分たち人間のためでもあります。 猫のトイレの臭いほど憂鬱なものはありません。 臭い始める前に掃除する!が鉄則です。 そうは言っても、梅雨時期を除けば、2日に一度の掃除で充分のように思います。 我が家は3匹のおとな猫に3つ、子猫2匹に1つの猫トイレを設置していますが、 よほど猫砂が使い古されていない限り、2日に一度で乗り切っています。
余力を持ちたい場合は、トイレの数を増やすと良いです。
その上で、気持ちの余裕として、今日出来なかったから明日やろう、で良いと思います。 職場や学校、外出先で、「なんか臭う・・・猫の臭い?」などと聞こえた日には、 余程の思い切った掃除や換気、消臭をしなければ、臭いは消えないと思った方が良いです。 子猫には子猫特有の臭いがあります。乳臭いと言うのでしょうか。 筆者はあの臭いが何より苦手です。 えさ周りを清潔にしても、トイレをこまめに掃除しても、床をきれいに拭いても臭うのです。 数週間すると消えていくのですが、それまでは憂鬱な日が続きます。 我が家は近所の、やはり猫を飼っている方に教えてもらった介護用の消臭剤に助けられています。
猫好き同士の情報交換は貴重です。
出会えた時はぜひ、楽しく語り合ってみてください。
ふもふも
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