2015/05/26
何でも作ろう♪⑤<設計士デビュー?と買い出し>
前回は、ホームセンターに行きましたね。 必要な情報が集まったところで、設計図の作成に入りましょう。
- 方眼用紙(A4程の大きめサイズで)
- 定規(20㎝程度のもの)
- メジャー
-設計図の書き方-
例えば、80㎝の幅の押入なら、方眼用紙には8㎝幅で線が引かれます。 木材も全て1/10サイズで書き込みます。 しかし、98㎜などと言う場合は仕方ありません、10㎝として方眼用紙には1㎝で取りましょう。 押入の場合は、真横から実際に眺められないので多少面倒なのですが、 今後、棚などを作ろうと思い立った時のために、3方向からの図を書くことに慣れておくと良いと思います。 ↓ 例えば、棚ではこんな感じになります ↓
書いてみて実際の感じがわかり、より良いものを選べることがよくあります。 荒材が出っ張りますので、その分の余裕を考慮して設計しなければなりません。 いざ物を入れた時に、荒材に引っ掛かって入らない!と言うことのないように、熟慮しましょう。 疑問点は面倒がらずに確認し、全て解消しておきましょう。あやふやな点があるまま作ると失敗します。 書き上がりましたか? 書いてみることで改めてわかることがあったかと思います。 さあ、次は買い出しです。
−買い出しメモの作成−
切り出したい長さと本数を一覧にし、店舗で扱っている長さからどう切り出せるか?を考えます。 押入は一間か半間の場合が多いと思いますから、今回はあまり悩まないで済むのではないかと思います。 強度の面からねじをお薦めしたいと思います。 釘は螺旋がない分、年数や使用回数を経ると緩んで来ることがありますが、ねじはその点安心です サイズの決め手は「すのこ用の木材と荒材を止め付ける際に飛び出ない長さ」です。
- L字の定規(指金や曲尺と言います。印がしっかり直角になるために使います)
- のこぎり(お好みで選んでください)
- キリ(木材に直接ねじ込むと割れるため、ねじ穴を開けます)
- ヤスリ(いろいろな種類がありますので、お好みで)
- ドライバー(握り心地の良いものを選ぶと、疲れ難いです)
- ねじ(想定よりも多めに)
↓ リスト順に左から右に並んでいます ↓ 電動工具も便利ですが、今回はあまり作業量も多くありませんし、手動の工具で行うことをお薦めします。 手動の方が取り返しのつかない失敗は防げます。 今後の見通しと、ご自分のお好みと必要項目を掴んでから、ぴったりの電動工具を選ぶのも楽しいものです。 さあ、買い出しです。 買って来たら、いよいよ建築家デビュー!
楽しみですね!
ふもふも
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