お題:ワインを美味しく飲んでみたい!初心者でも楽しめるワインのおべんきょう☆
たまにはワインが飲みたい気分、そんな時ってありますよね? いざワインを買おうとお店に行ってみたけれどなんだかよくわからなくて、 ラベルの印象で決めて買ってみたものの好みとちょっと違ってガッカリ… なーんて体験、誰しも一度はあるはず。
このコラムでは ワインビギナーさんが ワインの基本をべんきょうして 、
飲みたいワインが自分で選べる ようになることをゴールに ワインについてお伝えしていきたい思います。
そもそもワインって何?他のお酒とはどう違うの?
一見、ジュースのようにも見えるワインですが、
ワインはぶどうのみを原料としてつくられるアルコール飲料です。
ぶどうの果汁に含まれる糖分が酵母の働きによって発酵して、
アルコールと炭酸ガスに分解されるという自然現象から生まれます。
そのため、原料のぶどうの個性がそのままワインの個性に現れてきます。
ぶどうの品種、ぶどう畑、天候、つくり手によって味わいが変わってくるのもワインの特徴です。
ワインの種類
ワインは、作り方の違いによって次のタイプに分類されます。
- スティルワイン
- スパークリングワイン
泡のでないワインのことをスティルワインといいます。 さらにワインの色によって、白ワイン、ロゼワイン、赤ワインに分類されます。
発酵の際に発生する炭酸ガスをワインに閉じ込めた発泡性のワイン。
フランスのシャンパーニュ、イタリアのスプマンテ、スペインのカバなどが代表的です。
ほかにワインに40度以上のアルコールを加えてつくる
フォーティファイド・ワイン(スペインのシェリー、ポルトガルのポートワインが有名)、
ワインに薬草や果実などを加えてつくる
フレーバード・ワイン(スペインのサングリア、イタリアのヴェルモット)もワインの仲間です。
ラベルからわかること
「ワインのラベルって、横文字だし何が書いてあるのかサッパリ」なんて思っちゃいます?
じつは、ワインのラベルはつくり手さんが消費者に向けて発信する情報が詰まったワインの顔でもあります。
謎解きだと思って一つづつ、写真のワインのラベルの表示を見てまいりましょう。
- LUCIEN CROCHET
- Vendange du 10 Octobre
- 2006
- SANCERRE
- APPELLATION SANCERRE CONTROLEE
- MIS EN BOUTEILLE A LA PROPRIETE
- LUCIEN CROCHET – 18300 – BUE – FRANCE
- 14.5% by Vol.
- PRODUCT OF FRANCE
- 750ml
つくり手さんのお名前「リュシアン・クロシェさん」
フランス語で「10月10日収穫」
ぶどうの生産年「2006年」
ワイン名「サンセール」
地域名「サンセール村のぶどうで作りました」
生産者元詰「つくり手さんが瓶詰まで行いました」
つくり手さんの住所
アルコール度数「14.5%」
生産国名「フランス産」
ワインの容量「750ml」
慣れてくると、このラベルから「フランス・ロワール地方のつくり手、 リュシアン・クロシェさんがご自分のワイナリーで2006年10月10日に収穫した 遅摘みのソーヴィニヨン・ブランという白ぶどうでつくった濃厚で凝縮感のある白ワイン」 ということが読み取れます。 実際、クリームグラタンやバターとフルーツを使ったデザートに非常によく合うワインでした。 少しづつわかってくるとなんだか楽しくなってくるワインの世界、 推理小説みたいで面白いでしょう?次回はぶどうの品種について解説いたしますね。 Bon Courage!
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